2 頭部の削り方
設計図の真横から見たカワセミの輪郭を、
角材(一般的にはジェルトン材を利用)に
書き写し、正確にカットします。
その後、頭部の網の目部分を荒削りします。
1)頭部を削り出すため、削り出す部分に網の目を書き入れる | |
2)肩口の切り口が直角になるように削る | |
3)網の目の部分を削り取ったところ | |
4)嘴の噛み合わせに線を書き入れ、延長線を後頭部まで書き入れる | |
5)両目の幅より2ミリくらい太い幅で後頭部にかけて線を書き入れ、削る部分に網の目を書き入れる。 | |
6)網の目の部分を削り取ったところ。 | |
7)後頭部と首周りの角ばった部分を削り丸くする。 |
3 胴体分の削り方
1)背中と腹から見た輪郭を書き入れ、削る取る部分に網の目を書き入れる。 | |
2)網の目の部分を削り終えたところ。 |
1)嘴の上部の削る部分に斜線を書き入れる。 (ポイント)嘴は、細く欠けやすいので、木目に沿って力を抜いて少しずつ削る。 欠けた場合には、木工用の瞬間接着剤か木工ボンドで接着する。 |
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2)嘴の側面に削り取る部分を書き入れる。 |
5 頭の削り方
1)頭部上部・耳羽周辺の角ばった部分を削り、頭部全体に丸みをつける。 |
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4)耳羽、頬の周りを丸刃で彫り、境目の凹凸が なくなるように削る。 |
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4)目を球状に掘り出し、嘴の角を削り丸みをつける |
6 胸、腹の削り方
1)左側の部分は、削る前で、喉、胸、腹の境目に線を書き入れる。 2)線に沿って、丸刃(6ミリ程度)の彫刻刀で溝を彫る。 3)溝に沿って、上下を削り出し自然な羽の重なりとなるように余分な部分を削る。 4)右半分は、1)〜3)の作業を終了したところ。 |
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4)設計図に従い、肩羽、大雨覆い、風切り羽、尾羽を彫刻刀で削り出せば完成。 翼の各羽・尾羽を正確に彫りだしたい場合には、「翼・尾羽の彫り方」を参考にして下さい。 |