翼・尾羽の彫り方


 1)右の図は、翼を真横に広げたもの。
@は大雨覆い
Aは三列風切り羽
Bは次列風切り羽
Cは初列風切り羽
です。

ポイント:図をプリントアウトしてハサミで切り取り、材に押し
当てると線を書き入れやすくなります。

2)線にそって、彫刻刃(3ミリの丸刃)で深さ2ミリの溝を掘る。

3)各パートの重なり(溝の部分)が、自然な感じになるように溝の上下を削る。

4) 図は、翼を真横に広げたもの。
上記@ABCの各パート、尾羽の順に彫っていく。
 
(肩羽、中雨覆い、小雨覆い、上尾筒、下尾筒の細かい彫りは、省略)
 
5)先ず、線に沿って彫刻刃(キワ刀)で深さ1ミリの切れ込みを入れる。(上の図)

6)切れ込みに沿って、彫刻刃(平刃)で段々畑のように背中側からお腹の方へ削っていく。
土手の高さがあまり高くならないように注意する。


7)図は、尾羽を下からみたもの。彫り方は5)、6)に同じ。