さつま探鳥記  
2008年12月3日〜12月7日


2006年7月に大洪水あり、
それから約2年半が過ぎました。
洪水の傷跡もまだ残っていますが、
あまり目立たなくなり、
川は元に戻りつつあるようです。




実家の近くから見える川内川(中流)です。
上流の熊本県から宮崎県を経て、そして鹿児島県と流れている川です。
九州では、筑豊川に次いで第2の規模を誇る川です。


この川にはカワセミが生息してます。
帰省のたびに出迎えてくれます。

今回もの川で会えるか心配でしたが、姿を現してくれました。

ヤマセミが生息する、この自然、後世まで残してほしいです。

今回、出遭ったヤマセミは、川辺の枯れ枝に止まっていました。
時おり尾を上下に振り、川中を凝視し獲物(魚)を探しています。

水中へのダイビングが期待されましたが、
上空に二羽の鳶が現れダイビングどころではない雰囲気となりました。

しばらく鳶を観察していると、どうやらヤマセミを
中心に旋回しているようです。
ヤマセミがし止めた魚を横取りでもしようかと
考えているのでしょうか?

そうしている間に今度は、ミサゴが何処からとなく飛んで来ました。
鳶の近くで旋回をし始めたミサゴを鳶は追い払おうと必死にモビング。

そんな状態で上空が騒がしくなったせいか、
ヤマセミは、いつのまにか何処かへ姿を消してしまいました。

という訳で、残念ながら今回は、
期待されたダイビングは見ることは出来ませんでした。

ダイビングは、次回の帰省に期待しましょう!

今回の帰省では、初めて出遭う鳥がいました。
実家の庭先15メートルの竹林で、2羽のスズメ大の鳥が
追いかけっこをしてます。

双眼鏡で確認すると、過去に数回しか
見たことのないサンショウクイに似ている。

後で、WEBサイトで調べたところ、
リュウキュウサンショウクイ」であることが分かりました。

近年、九州まで生息区域を広げ、特に冬場、
南九州で見かける頻度が多くなっているとのこと。

ここでも温暖化の影響なんでしょうか?
ちょっと気にかかりました。



鳥合わせ
場所 2008年12月 2006年11月 2002年1月
アオサギ、カワウ、ヤマセミ、ミサゴ、ダイサギ、トビ アオサギ、カワウ、ヤマセミ、キセキレイ、ミサゴ、カイツブリ、ダイサギ、イソシギ ヤマセミ、カワセミ、カワガラス、キセキレイ、ハクセキレイ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、
イソシギ、ハジロカイツブリ
カワラヒワ、メジロ、ウグイス、モズ、スズメ、エナガ、シジュウカラ、アオジ、ハシボソガラス、
リュウキューサンショウクイ
カワラヒワ、ヒヨドリ、、メジロ、ジョウビダキ、ウグイス、イカル、ヤマガラ、トビ、モズ、コジュケイ、スズメ、エナガ、シジュウカラ、アオジ、ハシボソガラス ホウジロ、メジロ、エナガ、ヒヨドリ、キジバト、ジョウビタキ、シロハラ、アオジ、モズ、
ハシブトガラス、ウグイス(声のみ)、
農耕地 ビンズイ、ハクセキレイ ハクセキレイ、ホオジロ タヒバリ、スズメ、カワラヒワ、トビ
18種 25種 25種