イギリスで出会った鳥たち                       記 2003年11月23日

2003年9月10日から1週間
娘と二人、イギリスを旅行してきました。
鳥見の旅行ではありませんでしたが、
間近で出合った鳥達をデジカメてきました。
鳥達と接し、人と鳥との距離が、
日本より近いように感じられました。

鳥名に、あやしいところがありますので、
間違いがありましたら、お知らせください。
9月10日 ロンドン搭(London Tower)

 ロンドン搭は、11世紀にウィリアム1世により
ホワイトタワーが建設されて以来、王宮、要塞、
牢獄、処刑場と姿を変えたところです。

ロンドン搭の敷地内にいたハシブトガラス。
昔、塔内にカラスがいなくなると王室が
衰退すると言われていたそうです。
昨今の日本に置き換えてみると、
ゴミを荒らすカラスが
いなくなった街は衰退するとか・・・?

ロンドン搭の城壁の上から見た夕方のタワー・ブリッジです。
手前の川はテムズ川。

ロンドン塔入り口近くの芝生にいたホシムクドリです。
日本のムクドリより、ひとまわり小さい感じでした。

9月11日 セント・ジェームズ パーク(St.James's Park)

バッキンガム宮殿に隣接する池のある公園です。
9月なのに、多くのカモ類が休んでいました。
イギリスは、緯度的には北海道より北の
サハリンと同じ緯度に位置しますから、
この時期にいても不思議ではないのですね?

手前はアカツクシガモの雌でしょうか。
その後ろは嘴が黄色で、目は赤いようです。
図鑑で確認しましたが、
日本には渡来しないカモのようです。
ご存知の方は、教えてください。

画像が鮮明でありませんが、キンクロハジロの雌でしょか?

ペリカン?も池の中で休んでいました。

これは、日本にもいるオオバンです。

ハイイロガンに似ていますが、嘴が橙色をしてることと
人をあまり怖れないことから、家禽化された西洋ガチョウ
のようです。それにしてもマガンに似ています。

日本に少数渡来するシジュカラガンとは、別の亜種のようです。

人が近づいても、あまり逃げようとしないので、
半野生化したものでしょうか。

花の近くで居眠りをしている鳩。
何という花か知りませんが、葉っぱが見当たりません。
花の名前がわかりました。
ユリ科の
コルチカムという名前であるとことが、
龍ヶ崎バードウォッチングクラブの
海老原会長から教えて貰いわかりました。

会長曰く「机の上に転がしておいても、秋頃に突然花を咲かす。
土も水も必要のない丈夫な植物。
ただし、花後はちゃんと土に植えてやり、水をあげないと成長しません。

秋に花が咲き、冬に葉が出て、夏前に枯れて休眠期に
入るという成長サイクルを持っています。
花色は濃い〜淡い藤色や、白などで一つの球根から
たくさんの花を付けます。」とのことです。


2003年11月24日

どこにでも鳥好きな人はいるものです。
パン屑を持って現れたオジサン。
いつも餌をやっているのか、
オジサンが姿を現したら
あっという間に、たくさんの鳩、
西洋ガチョウたちが集まってきました。

オジサンにまけじとばかりにパン屑を与える男性。

餌はないけど、手を差し伸べると、餌をくれると思って
集まってくる鳩たち。

9月12日 コッズウォルズ地方(CotsWolds) 

Bourton-on-the-Waterは、
コッズウォルズ地方でもっとも
人気の高い村です。
村の真中を,深さ20cmくらいの
綺麗な川が流れています。

マガモです。

村の川を利用した有料の公園です。
世界の珍しい鳥が見れるという案内が
入り口に出ていましたが、
入園料が高かったので
中には入りませんでした。

公園の入り口手前で飼育されていた大型の鳥です。

コッズウォルズ地方のBroadwayで
娘と泊まったB&B(ベッドと
朝食を敵供してくれるペンションみたいな宿)
Bowers Hill Farm
です。
今でも農場をやっており、羊をたくさん飼っていました。
 宿泊料金は、一泊豪華な朝食付きで、
一人50ポンド(約5,000円)
とリーズナブルなお値段でした。
夫婦二人でやっており、
家族的な雰囲気が漂うB&Bでした。

部屋から見た、朝6時の景色です。
外でしきりに小鳥の鳴く声がしたので、窓から覗くと垣根
の上でヨーロッパこまどり(robin)が鳴いていました。

9月13日 ランカスター(Lancaster)

ホテルの庭にいた野ウサギです。
人が危害を加えないのか
ホテルの周りにたくさんのウサギが
でのんびりと暮らしていました。
庭の木の梢では、
コマドリがしきりに鳴いていました。

まさしくピーターラビットの国です。

9月14日 湖水地方(Windermere)

湖水地方で一番大きい湖、Windermere湖です。
遊覧船から撮った写真で、
ホームページのトップにも一部
利用しています。

遊覧船の桟橋近くにいたユリカモメです。

ユリカモメ

湖のほとりで、休息しているマガモです。
人が近くを通っても逃げませんでした。

小型のカラス、ニシコクマルガラスです。
日本では非常に珍しく、
数年前に迷鳥として北海道で観察された
記録が残っています。

ピーターラビットの絵本に
登場するフクロウです。
展示館「
ビアトリクス・ポターの世界」に
展示してありました。

もう一つのフウロウもよくできていました。